アパートメントにおける借家人の火災保険考

そういえばわたしファイナンシャルプランナー3級だったね、ということで今回のブログを書くことにした。
日経でファイナンシャルプランナーの肩書を持った人が書いているのはなんか節約ばっかりだよね。
なお、本記事内で触れた会社については当該社から一切の金品を受け取っておらず、また当該社での契約を推奨するものではない。

この記事の対象

居住用途のアパートメントの賃借人が契約更新等を迎えるにあたってかけるように言われる火災保険(家財保険含む)

経緯

ほどなく契約の更新を迎えるにあたって不動産管理会社からいろいろと書類が送られてきた。
今のアパートメントの賃貸借契約を結ぶにあたっては宅建業者、不動産管理会社と「やりあった」経緯があった。
このうち更新料については争っても仕方ない*1のでせいぜい不動産管理会社に少しでも利益を与えないようにするのが目的である。(あと不要な経費は落としたい)

検討の対象となる諸費用

更新料(大家が取る)
更新管理手数料(不動産管理会社が取る)
保証料(保証会社が取る)
火災保険料(保険会社が取る。ただし不動産管理会社に代理店手数料が入ってしまう。)

今回の対象とするもの

更新料:争ってもまず勝てない
更新管理手数料:本来的には大家がなすべき"手数"であり、賃借人に対し請求するのは不当だが契約書にも記載のあり合意が明らかに存在していることからやむなしと判断。
保証料:契約書い記載があり合意がある。
火災保険料:どこかで契約をせよとはあるが詳細については定められていない。 
今回は火災保険料の圧縮乃至他社での契約を検討する。

現行の保険契約を維持した場合

年額14,000円ほど。保険会社も聞いたこともないような胡散臭い会社である。

競合する他社

年額6,000円も出せば対大家の保障が十分にあり、現行の保険契約と同額の家財保険もある。

家財保険

家財保険については保障が300万円であるが家財がそんなにないうえ、棄損しても生活に直ちに影響があるようなものではない(保険をかけてカバーすべき対象ではない)。えっちなゲームとえっちな本とえっちな抱き枕カバー、パソコンが数台あるのみ。家具類はほぼ無価値。

検討

日新火災。インターネットで申し込め、年額4,000円で家財保険100万円+対大家等現行の保障。家財保険を300万円にした場合で年額2,000円上がる。
また自転車運転中にも使える個人賠償責任保険がついており、自転車保険だけでも月額400円ほどとるものがあることを考えるときわめて有利であるといえる。

効果

過剰な家財保険を減額し個人賠償責任保険を手厚くして年額1万円以上の圧縮となる。

保険を結びなおす前後にすること

・保険を申込み。
・不動産管理会社に現行の保険を継続しないことを通知、新たな保険の保険証の写しを送付。

*1:判例を探すのは面倒なので各自調べられたい